山口&島根メキシコ・ピニャータ振興会見解
ピニャータは残虐ではない

人形を叩いて壊すピニャータ。せっかくきれいに作った物を壊すということに対しては、残虐・残酷ではないかという意見もあるでしょう。
しかしながら、海外ではイギリスのガイフォークスの祭りやスペインバレンシアの火祭りのように、人形を燃やすイベントもあります。日本のとんど焼きのような感覚です。
日本でも流しびなという風習があります。
たたいて傷つけるという意味では中国の苗族鼓社節の水牛供犠のように、水牛の頭を切り取りこれを棒でたたく風習も存在します。
これらに共通しているのは悪魔や災厄を避けるためという願いが込められているという点です。
ピニャータにはもっと前向きな新しい門出の祝い、誕生の喜びという意味合いもあります。ピニャータを割ることでそこから新しい何かが生まれるという考え方です。
石田かり氏のエッセー「クエルナバカの碧い空」第33号で紹介されております撹上久子氏の研究によりますと、先住民アステカ人の言語ナワトル語でtepalcate(壺、壺のかけら)といわれる習慣がプレコロンビア(先征服)期に既に存在していたそうです。
その原料は川底の黒い粘土で、12月にもっとも黒さが増すのでこの時期に壺を作り、収穫物等を詰め合わせて割っていたようです。黒さは悪魔の力を象徴すると共に大地母神由来の生命力の活性化として捉えられていた(割れる=新たに誕生する)のかも知れません。


ケータイピニャータサイト

ピニャータの作り方

ピニャータの起源

ピニャータ・メキシコ関連リンク集

いぬる(山口ことば=帰る)